どうも、ズル猫です。
7作品目は『僕のヒーローアカデミア』です。
巻数:1~17巻 連載中
掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
掲載時期:2014年~
作者:堀越耕平
この作品はアニメ化され、ジャンプで看板になりつつあるのではないでしょうか。
ストーリーとしては、ヒーローものでかなり王道になっています。
まず主人公が最初は本当に弱く、普通の人間以下です。
それを努力によって成長していくという流れです。
ヒーローものと言えば、能力ものと相場が決まっていますが、
この作品も能力ものです。
個性という、大体の人が持っているという設定です。
ですが、主人公はその個性すらないというところからスタートし、
個性を得るのですが、
その、個性を得る工程が今までにない新しい形かと思います。
大体は、主人公は能力を最初から持ってることが
多いですからね。
アニメのタイガーアンドバニーもそうでした。
また、アカデミーということで
学校の要素も入っていて、
単純なヒーローものとも、また違う感じが楽しめます。
ただし、あくまで生徒ということで
第一線で戦うのはかなり後からになります。
学生なのに、第一線で戦うという展開も、
上手くやらないと興ざめしてしまいますからね。
本職のヒーローが高校生を頼りにするのか、とか
高校生より弱いのか、と思ってしまいます。
他に気になった点としては
敵よりも味方の方が戦力が整っている、というところですかね。
仲間にかなり強いキャラがいるので、
そのキャラが来るまで、どう場を繋ぐか、というストーリーになってしまいます。
それが主人公ではないので、多少、緊迫感は薄くなってしまいます。
さらに敵で、本当にヤバいというキャラがいないので
そこも緊迫感が出ない要因の一つかもしれません。
※敵も成長していくというストーリーラインなのですが、
敵が成長するのを、読者は見たいですかね。。。
ただ、ストーリーの流れは王道で、
盛り上げ方も上手く、読み始めると結構ハマってしまいます。
最後にお勧め度です。
☆☆☆☆
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ではでは、読んでくださってありがとうございました。