どうも、ズル猫です。
29作目の評価&感想は『ろくでなしBLUES』です。
不良たちの日常や、仲間との友情を貫く話です。
巻数:1~42巻 完結
掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
掲載時期:1988年~1997年
作者:森田まさのり
作者の代表作(一部記載)
ROOKIES(全24巻)
べしゃり暮らし(全19巻)
急に古い漫画になりましたが、
時代に関係なく紹介していこうと思います。
この作者の代表作としては、
若い人だと「ROOKIES」の方を挙げると思いますが、
ズル猫的には断然、この作品です。
まさに、青春時代ど真ん中の作品で、思い入れがあります。
一言で言ってしまうと不良漫画です。
今は、あまり不良漫画ってない気がします。
というより、時代が移ってきて、不良自体がいないのかもしれません。
未だにリーゼントの不良っているんでしょうか?
あの時代、考えてみると不良漫画が多い気がしますね。
「今日から俺は」とか「カメレオン」、
「ビーバップハイスクール」、「エンジェル伝説」などなど。
調べれば、もっと出てくると思います。
不良漫画と言えば、友情がテーマになると思います。
勉強はできず、暴力をふるい、授業をサボる。
そんな不良たちですが、仲間を見捨てることは絶対にしません。
ある意味、任侠に近いような感じですね。
世間からはつまはじき者ですが、仲間からは絶大な信頼を得ている。
そんな不良に憧れたものです。
なりたいとは思いませんでしたが。。。
主人公の前田太尊は、まさに不良の鏡のようなキャラクターです。
※不良の鏡ってどうなんですかね。。。
少し話が逸れますが、太尊がボクシングをしているところから、
キャラクターの名前が実際のボクサーから取っています。
前田太尊はマイク・タイソンから来ています。
ROOKIESの方は、野球の話なので、野球選手から取っていますね。
べしゃり暮らしは、芸人から取ってるんでしょうか?
こちらは読んでいないので、わかりませんが、
機会があったら読んでみたいと思っています。
もう少し、話が逸れますが、
なんと、ろくでなしBLUESは昔、アニメや実写映画になっているみたいですね。
全然、知りませんでした。
こちらも機会があったら見てみたいのですが、残っているんでしょうか?
話を漫画に戻します。
この作品は分類的には、恐らくバトルものの方になるかと思います。
不良と言えば喧嘩ですからね。
ただ、なんてことはない日常パートもあります。
いわゆる小休憩のギャグパートですが、
ここも本当に面白いです。
森田先生はお笑いが好きなようで、ギャグも派手なものからシュールなものまで
多彩にあって、当時は腹を抱えて笑ったものです。
とはいえ、やはり不良の花形は喧嘩です。
四天王の辺りは、本当に熱く、ワクワクしました。
何回も読み返したものです。
喧嘩の描写はリアル寄りですが、ちゃんと必殺技なんかもあり、
迫力は満点でした。
また、恋愛部分も一途な感じが、高校生らしくて
本当にいいですよ。
不良漫画が好きな方や、ROOKIESの方を読んでいてこの作品は読んでない方は、おすすめです。
是非、読んでみてください。
ストーリー:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
伏線:☆
喧嘩の格好よさ:☆☆☆☆☆
では最後におすすめ度です。
☆☆☆☆☆
※思い出補正が入っているかもしれません。
関連作品の記事も書いてます。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。
不良が甲子園へ!30代おすすめ熱血野球漫画
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。