どうも、ズル猫です。
21作品目の評価&感想は『修羅の刻』です。
歴史の裏で陸奥圓明流が活躍していたという話です。
巻数:1~17巻 完結?
掲載雑誌:月刊少年マガジン
掲載時期:1989年~2015年
作者:川原正敏
その他作品:パラダイス学園(全3巻)
実録漫画 岡田有希子物語(読み切り)
あした青空(全2巻)
エンジェル(全1巻)
HERO(全1巻)
修羅の門(全31巻)
海皇紀(全45巻)
修羅の門 第弐門(全18巻)
龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(~7巻 連載中)
この作品は修羅の門の外伝になります。
修羅の門の主人公、陸奥九十九の祖先、
代々の陸奥圓明流を継いだ陸奥たちの戦いが見れます。
アニメ化もされていますので、
もしかしたら本編の修羅の門よりも有名かもしれません。
※修羅の門の記事でも書きましたが、
なぜ、修羅の門の方がアニメ化されないのか不思議でなりません。。
コンセプトは修羅の門と同じく、
主人公は強い者を求めて、旅をしているといった内容です。
歴史的に有名なキャラも出てきて、
その中で、それぞれの時代の陸奥が強者と戦っていきます。
史実に則ったストーリーなので、歴史の勉強にもなります。
そして、歴史がズレない微妙な形で陸奥が活躍しています。
この辺のつじつま合わせは上手いと思います。
この作品は17巻まで出ていますが、
一つの時代の話がずっと続いているのではなく、
宮本武蔵編(1巻)、風雲幕末編(2~3巻)という形で話が完結しています。
ですので、興味のある時代のところを読むというのも有りかもしれませんね。
ズル猫的には風雲幕末編が一番好きです。
そして、時代は違ってもやってることは同じように見えますが、
修羅の門では基本素手同士で戦うのですが、
修羅の刻では、普通に相手は武器を使ってきます。
剣豪とかとも戦いますしね。
ですから、修羅の門とはまた違った戦いが見れるというのも、
この作品のいいところですね。
修羅の刻のおかげで、少し歴史が好きになったのと
若干、歴史に詳しくなりましたw
※本当に詳しい方からみたら、にわかレベルですけど。
修羅の刻でも強さのインフレは起こしていないので、
歴代の陸奥で誰が一番強いのか、なんていうのを考えるのも楽しいかもしれません。
また、修羅の門では薄かった恋愛に関しても、
修羅の刻では要素として強く描かれています。
各時代の各陸奥に、ちゃんとヒロインが用意されています。
恐らく、このヒロインと子供を残していくのだろうと想像できます。
時代時代で区切ってあるので、
その時代のテーマ性も強く描かれています。
ただ、強い奴と戦って勝つ、だけではありません。
では、欠点の方を強いてあげるとするなら、
キャラは使い捨てになります。
○○編が終わったら、そのキャラはもう出てきません。
当たり前ですね。時代が違うんですから……。
もう少し、このキャラの戦いが見たいと思った場合は
物足りなくなるかもしれません。
※物語的にはちゃんと完結するので、そこで不快になることはありませんが。
ストーリー:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆
伏線:☆☆
歴史的要素:☆☆☆☆
では、最後にお勧め度です。
☆☆☆☆☆
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合わせて読んでいただけると嬉しいです。
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ではでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。