どうも、ズル猫です。
18作目の評価&感想は『約束のネバーランド』です。
鬼と呼ばれる化け物の食料として育てられた主人公が、安全な場所を求め奮闘する話です。
巻数:1~7巻 連載中
掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
連載時期:2016年~
作者(作画):出水ぽすか
原作:白井カイウ
この作品はジャンプコミックスにしては珍しく、ダークファンタジーです。
人間が食料として育てられていると言う、結構エグイ設定です。
ただし、人がドンドン死ぬというわけではなく、
そこまで人が死ぬという描写は少ないです。
やはり、この作品の最大の見せ場は『頭脳戦』です。
管理者であり、大人のママと呼ばれるイザベラと
11歳の主人公、エマたちの命を賭けた頭脳戦は、
久しぶりに読み応えがある、面白いものでした。
思わず、読んでいて唸りをあげてしまいました。
いわゆる脱獄ものです。
脱獄ものと言えば、有名な作品として
海外ドラマの「プリズンブレイク」があげられると思います。
約束のネバーランドは、プリズンブレイクに引けを取らない心理戦を見せてくれます。
とはいえ、プリズンブレイクの方が、時間を使いましたし、緊張感はありましたが。。。
まあ、漫画と実写では随分と違いますからね。
あまり比較にはならないかもしれないです。
また、主人公のエマやノーマン、レイの主要3キャラも
バランスが取れていて、それぞれきちんとした役割があります。
エマは明るく、前向きで、芯が強いので読んでいて応援したくなります。
ただ、相手となるイザベラも、エマたちの一歩上をいく強者です。
息をつかせぬ、どんでん返しの連続で、
本当に読んでいてどうなるか、ページをめくる手が止まりません。
ズル猫的には「DEATH NOTE」よりも
駆け引きは面白かったです。
知名度も上がってきましたし、そのうちアニメ化されるかもしれませんね。
今のところは7巻までなので、
そこまで時間をかけずに読めると思います。
サスペンスが好きな方には、本当にお勧めです。
ストーリー:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
伏線:☆☆☆☆
大どんでん返し:☆☆☆☆☆
それでは最後にお勧め度です。
☆☆☆☆
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。