どうも、ズル猫です。
17作目の評価&感想は『餓狼伝BOY』です。
巻数:1~2巻 完結
掲載雑誌:週刊少年マガジン
作者:板垣 恵介
原著:夢枕 獏
本当は弱い少年が、最強を目指して強者へと成長する話です。
「餓狼伝」「真・餓狼伝」と紹介したので、
餓狼伝BOYの方も紹介したいと思います。
この作品は純粋に「餓狼伝」の主人公、丹波文七の幼少期の話です。
ストーリーラインとしては、ただのバトルものではなく
主人公である丹波文七の内面の方も描いてあります。
餓狼伝のように、純粋に「どっちが強いか?」というのも好きですが、
こういった内面というか葛藤が入った作品も好きです。
ではバトル面の方が疎かかというと、
そういうことでは全然なく、
板垣先生ですから、バトルの描写は丁寧に描かれています。
前にも書きましたが、ズル猫は板垣先生の描く筋肉が大好きです!
※変な意味ではありません。。
『餓狼伝BOY』は恐らく、企画段階から連載期間(話数)が
決まっていたと思います。
ですので、バトル自体は大きな戦いが1つだけとなっています。
※まあ、2巻で終わりですから。
その中でも、主人公の丹波文七の内に眠る「餓狼」の存在が出てきたのは
良かったと思います。
やはり、丹波文七はこうでなければ、ですね。
他の漫画ですが、修羅の門の主人公も内に修羅を眠らせているというのがあり、
その設定も好きなので、
ズル猫はこういうのが好きなのかもしれません。
※NARUTOの九尾に関しては、そこまででもありませんが。。。
あくまで、本人の中の狂暴性的なものが気に入っているのだと思います。
また、作中で「強く見せる為の工夫」なども載っていて、
面白かったですし、為になりました。
※宴会などでやるとウケるかもしれませんね。
機会があればやってみたいですね。
瓶切りとか。
ストーリーライン、バトル描写、共に好みだったのですが、
気になった点が1つありました。
それは最後の戦いの決着の仕方です。
ズル猫的にすっきりせず、消化不良でした。
話の構成上、あのような決着の方が望ましいのかもしれませんが、
やはりすっきりとした決着にして欲しかったです。
バキのトーナメント戦のような感じで。
バキでもそうですが、最近、
板垣先生はすっきりとした決着が少なくなってきたような気がします。。
それはそうとして、早く本家の「餓狼伝」を再開して欲しいです。
総合的には2巻までですので、
微妙に時間が空いたときなどでも読み切れるので
読んでみてはいかがでしょうか?
関連作品の記事も書いてます。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。
アラサーおすすめの漫画 餓狼伝
真・餓狼伝 評価とか感想とかおすすめとか
ストーリー:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆
伏線:☆
バトル:☆☆
それでは最後にお勧め度です。
☆☆☆
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。