日常

2年半ぶりに新刊発売 よつばと 紹介

投稿日:2018年3月7日 更新日:

どうも、ズル猫です。
22作目の評価&感想は『よつばと』です。

どういう話?

5歳の主人公の目線で、少しだけ変わった日々を過ごす話です。

基本情報

巻数:1~13巻 休載中?
掲載雑誌:月刊コミック電撃大王
掲載時期:2003年~
作者:あずまきよひこ
作者その他作品
 あずまんが大王(全4巻)

感想

第10回(2006年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
第20回(2016年)手塚治虫文化賞マンガ大賞
Amazonランキング大賞(2016年)など、物凄く評価されている作品です。

内容は一言でいうと日常系です。
特にストーリーラインを捻っているわけでも、
特殊な日が続くわけでもありません。
本当にごく普通の日常が描かれています。

ですが、この作者の凄いところはキャラクターです。
主人公の「よつば」は変わった5歳児です。
変わっていると言っても、
人間的に崩壊してるとかではなく、
本当にほんの少しだけ、普通の子供と目線が違うというだけです。
そのよつばの目線での世界は、
大人から見たら普通の日々ですが、
よつばの目から見たら感動や冒険の日々になります。
本当にキャラを描くのが上手いと思います。
こういう部分が評価され、各賞の受賞に至ったのだと思いました。
なかなか、こういう目線で物事を見るというのは難しいですよね。
作者の近くに、こんな子供がいるんでしょうかね?
現実にいたら、いたで大変だと思いますが。。

あと、この作品を見ると、子育てって面白そうだけど
大変だなーと思います。
よつばのとうちゃんは、ゆるい感じですが、
しっかりと、ちゃんと子育てしてます。
こういう親だと、子供は真っ直ぐ育ちそうですよね。

また、主人公だけではなく、よつばを取り巻く人たちも
個性的で、いいキャラクターです。
そして、何より、この作者のシュールな笑いがとてもいいです。
ズル猫的にツボです。
何回も読み返してしまいますね。

この作品には結構、印象的な台詞も多いです。
「いちからか? いちからせつめいしないとだめか?」
「そうかすごいな 何言ってんだおまえ」
上2つは、結構有名なのではないでしょうか。
台詞も秀逸なので、頭に残ります。

時々、オチがない話などもありますが、
そんなことが気にならないほどの勢いがあります。

この作者の前作「あずまんが大王」はアニメになったのですが、
よつばとはならないんでしょうか?
ズル猫的には、よつばとの方が好きなので
アニメ化を心から待っている状態です。

この作品で唯一欠点を上げるとしたら……
作者が描かないことです!
3年近く、新刊が出ていないんですよね。

……と思ったら、
なんと!
14巻が4月28日(土)に発売することが告知されたようですね!

楽しみです。
しかし、あと2ヶ月もあるんですね。
長いです。。

評価

ストーリー:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
伏線:☆
ギャグ:☆☆☆☆☆

おすすめ

最後にお勧め度です。
☆☆☆☆☆

よつばと!(1) (電撃コミックス) [ あずまきよひこ ]

ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-日常

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