どうも、ズル猫です。
ドラゴンボール超の方の記事では、まだ読んでいない方向けなのでネタバレは無しで書いていますが、
新刊情報ではネタバレ有りというか、自由に書かせてもらおうと思います。
ドラゴンボール超の5巻は3月2日に出てたみたいですね。
コンビニに行ったら、売ってたので買いました。
で、さっそく読んでみたので、感想を書いていこうと思います。
以下、ネタバレ失礼します。
超の存在自体を知ったのは2巻が出たタイミングで、
鳥山明先生が原作になっていたので買い始めました。
2巻までは、一気に読むほど面白かったです。
まあ、1巻のベースは映画の『ドラゴンボールZ 神と神』と『ドラゴンボールZ 復活のF』だったので
面白いというのもあり(途中、雑な飛ばされ方をしましたが……)
また、5対5の試合は、ドラゴンボール時代の占いババのところを思い出して
懐かしかったのと、展開が早くて引き込まれました。
ただ、ですね……。
その後の、未来編から雲行きが怪しくなりました。
※ちょっと3巻までの内容にも触れています。
まずですね。
悟空の性格が変わっちゃっています。
強敵と戦うにあたり、現在の師匠であるビルスに
「一緒に未来に行って、ピンチになったら助けてくれ」的なことを言うんですね。
悟空が。
あの、悟空が、ですよ。
強いやつと戦うのが楽しみというか生きがいにしている悟空が、
いざとなったら助けてくれ、なんていうはずはないです。
いつも、自分でなんとかしてきたのに。
※まあ、断られるんですけどね。
そして、未来に行き、ピンチになると逃げて帰ってきます。
トランクスを置いて。
極めつけは勝てない敵に対して悟空が取った対策は
封印でした。
いや、封印って……。
悟空がその対策はどうなんだって話ですよ。
確かに、相手が不死身で強さとは違うベクトルの方法が必要だとはわかりますが、
悟空がその方向にいったのは残念でした。
その頃、ベジータは強さを求めて、精神と時の部屋に入り、修行します。
ここは逆であって欲しかったです。
というか、精神と時の部屋って生涯で48時間しか入れないルールはどこにいったんでしょうか?
扉を壊していた描写はありましたが、
48時間経つと、扉自体が消えるんじゃなかったでしょうか?
出るなら、ブウみたく次元を超えないといけないのでは……。
まあ、ここは野暮な突っ込みなんでしょうが。
そして、封印の術を覚えて未来に戻ります。
さっそく、封印の術を使います。
……が、あっさり失敗します。
失敗の理由も、ちょっとくだらないです。
そんなところをギャグにしたらダメだと思いますね。
真剣に戦ってるところなんですから。
あの修行は、というより一回過去に帰った意味が……。
ピンチを演出しているのでしょうが、
ちょっとダレてきます。
遅くなりましたが、5巻の感想です。
なんだかんだあって、シーソーゲームが続きます。
全ては悟空に託される形で話が進んでいきます。
戦いの最中、悟空はとっておきの技を出します。
破壊。
……いや、いつその修行したんだよ、そんな描写なかっただろ、と
で、それが使えるなら最初から使えよ。
突っ込み全開の展開です。
しかし、そんなとっておきの技も失敗し、
またピンチになります。
ピンチを切り抜け、やっと敵のポタラの合体が解けたかと思ったら、
今度は分裂して増えていきます。
盛り上げようとして、この展開にしたのだと思いますが、
これは雑だろ、って感じです。
読んでいて、さすがにこれは大風呂敷を広げすぎだろと思いましたが、
逆にどう収集するのかが、楽しみで読み進めました。
追い詰められた悟空はどうするのか。
で、悟空が出した方法は……
全ちゃんを呼ぶ、でした。
いや、雑! 雑過ぎるでしょ!
風呂敷を畳むのが面倒だから、
切り刻んだ的な対応策です。
※まあ、呼び方の伏線はあったんですがね。
でも、その伏線は上手いとは思いませんでした。
というわけで、今までの戦いはなんだったのか、
というなんとも残念な終結でした。
自分たちで倒しての、ドラゴンボールじゃないのか、って感じですね。
ドラゴンボールと超の違いとして、
ドラゴンボールのときは、必ず悟空は師匠を超えています。
つまり、途中で師匠に頼るということができない状況で
戦い、自らが倒さないとならないという流れでした。
ですが、超の場合は師匠が圧倒的に強いので、
最終的には師匠であるビルスに頼ればいいだろ的な感じで
緊張感が出ません。
これが、超が面白くない原因かもしれませんね。
超は展開が早いのですが、
そこまで焦って進めなくてもいいんじゃないかと思います。
もう少し、1つの話をじっくりやってもいいんじゃないでしょうか。
まあ、次巻から新しい宇宙サバイバル編が始まるので、
そこを期待したいと思います。
ドラゴンボール超 5 (ジャンプコミックス) [ とよたろう ]
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合わせて読んでいただけると嬉しいです。
ドラゴンボール超
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。