どうも、ズル猫です。
新刊情報ではネタバレ有りとなってますので、ご注意ください。
今回は『HUNTER×HUNTER 35巻』の感想です。
再び連載が決定して、新刊が発売という流れですね。
最新刊の続きが、ジャンプで読めるという宣伝のやり方です。
このやり方は休載が長い作品とかで、よく使われますね。
これは読者が、今までの流れを忘れてしまっている為の配慮もあると思います。
実際、ズル猫も忘れいる箇所が多かったですし。
「バガボンド」でも、同じ形で連載開始するときに新刊が出てました。
※バガボンドの方はストックが1冊分ないので、次はこの手は使えないですね。
さて、35巻の感想を書いていきたいと思います。
物語の中心は王位継承戦になっていきます。
グリードアイランド編、蟻編、選挙編では
ほとんど登場していなかったクラピカが、今までの分を取り戻すかのように活躍します。
クラピカの新しい能力が出てきたと言うのも大きな見どころですね。
相手のオーラを吸い取り、絶の状態にする。
これは旅団相手はなくても使えるというメリットがある能力です。
そして、吸い取った能力を、他の誰かに付与(借りる)ことができます。
旅団の団長のクロロのような能力ですが、
クロロとは違い、借りた能力は1回使うと解除されるようです。
そういう点でいうと、
蟻編で出てきたライオン姿のレオルの能力(レンタルポッド)に近いですね。
3人の中で見た場合、発動条件はクラピカが一番簡単です。
強制的に奪えるというのは、かなりのメリットだと思います。
ですが、反対にリスクが大きいという設定になっています。
この能力を使う為には絶対時間(エンペラータイム)を発動させないといけないが、
絶対時間を使うと1秒につき1時間、寿命が減るというものです。
かなり便利な能力ですが、やたらと使うのは危険ということですね。
そして、王位継承権を持つ王子についても、結構、明かされました。
まずは王子に憑いている念獣。
ほとんどの王子の念獣の姿が出てきました。
前の巻で現王であるホイコーローは、
念獣は本人の影響を色濃く反映した姿になると言っていました。
ズル猫的には幽遊白書の「プー」を想像してましたが、
見事に裏切られました。
ほとんどの王子の念獣はキモイです。。
特にツェリードニヒ(第4王子)の念獣はトラウマものですね。
また、いきなり王子の中で1人脱落者が出ます。
恐らく、王子の中で一番人気があったキャラだと思うのですが、
いきなり消えてしまいました。
HUNTER×HUNTERは突然、こういうことをしてくるので
本当に油断できませんね。
中には実は生きてるのではないか、という噂もあるのですが
それはないだろうと思います。
殺人事件ものなら、よく使われる手法ですね。
殺されたと思っていた人物が、実は犯人だったというオチのものです。
ただ、今回は殺人事件ものではないですし、
ここでその手法を使う意図はないと思うので、
脱落したと見て間違いはないかと。。
グリードアイランド編、蟻編と、バトル展開が続いていましたが
選挙編から結構、知略戦の方向へシフトしています。
ただ相手を倒せばいいというわけではなく、
立場としらがみの中で、戦略をたてていかなければなりません。
そういうこともあり、結構、字が多くなってきています。
※バトル展開でも、ヒソカVSクロロでも、かなり文字が多かったですが。
流し読みはできないので、じっくりと読める時間が取れるときに
読むのをおすすめします。
あと、一度読んだだけではなかなか理解し辛いと思うので、
何度も読むことになるのではないでしょうか。
あと、この巻で印象的だったのは
意外とこの世界のでの銃は強いということです。
いくら念使いでも、銃をオーラで受けるのは結構、キツいようです。
蟻編を見た後だと、念使いに対して銃の弾が当たっても、
「ちょっと痛い」くらいだと思っていました。
そう考えると旅団のウヴォーギンは、
やはり念使いの中では結構強かったんですね。
バズーカーでも片手で防いでいましたし。
そのときの周りの反応を見ると、今の設定も納得です。
※たぶん、蟻編がインフレし過ぎてしまったんですね。
まだまだ王位継承戦は始ったばかりです。
今後、ますます目が離せなくなりますね。
ジャンプを読んでいて、まだ新刊を読んでいないのであれば
確認を含めて、是非、読むことをおすすめします。
すぐ読みたい、持ち運びが面倒くさいと思うあなたには、
電子書籍がおすすめです。
HUNTER×HUNTER モノクロ版 35【電子書籍】[ 冨樫義博 ]
ではでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。