どうも、ズル猫です。
38作品目の評価&感想は「アイシールド21」です。
イジメられっ子でパシリだった主人公が、一流のアメフト選手として成長していく話です。
巻数:37巻 完結
掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
掲載時期:2002年~2009年
原作:稲垣理一郎
作画:村田雄介
作画他の代表作品
ワンパンマン
作画の村田先生は現在はワンパンマンを描いていますね。
アニメ化もされ、原作のWeb漫画からここまで売れたのは初めてではないでしょうか。
※この辺の話はワンパンマンの記事を書いた際に詳しく触れたいと思います。
アイシールドは連載開始から最終話まで一度も休載がなかったんですね。
これはすごいことだと思います。
もちろん、アニメ化もされ、3年ほど放送されました。
※ズル猫は蛭魔の声(ロンブーの田村淳)が、どうしても受け入れられず断念しました。。
アイシールド21はスポーツの中でも珍しく「アメリカンフットボール」を題材にしてます。
というよりアメフトを題材にしたのは、この作品が始めてではないでしょうか、
と思い、調べてみると他にもありました。
「ノーハドル」と「フットボール鷹」という作品です。
どちらも読んだことがないので、機会があれば読んでみたいと思います。
この作品を読んで、初めてアメフトのルールを知った人も多いのではないでしょうか。
ズル猫もアイシールドを読んで、ルールを知り、一時期はアメフトの試合を見たりしてました。
ルールやフォーメーションなども詳しく描かれているので、
実際の試合を見ても、楽しめますね。
※ただ、実際の試合は漫画に比べると派手ではなく見えます。
(当たり前ですが。。。)
上で書いた通り、試合はリアルよりも派手な方に振ってあります。
ジャンプで掲載されているので、その辺は意識したのだと思います。
ただ、派手と入っても、能力ものではないです。
走り方のテクニックや、パスやキャッチまでの流れを必殺技と読んでいる感じです。
そういう点でいうと「はじめの一歩」に近いと思います。
実際の技を必殺技として、派手に描くというようなイメージですね。
やはり、スポーツもので必殺技的なものがあると派手で、
読んでいて迫力が出ますね。
「ベイビーステップ」のようにリアル路線の戦略で戦うのもいいと思いますが
バトルのが好きなズル猫は、派手な方が好きです。
そして、パシリだった主人公のセナが、少しずつ成長していく姿も
感情移入が出来て、とても面白かったです。
この作品は派手だけじゃなく、ちゃんと人の挫折など、
内面も大切に描かれています。
だからこそ、試合での勝敗にも強く絡んでくるんですよね。
派手なスポーツもので多いのは、とにかく全国優勝としかないので、
負けても来年頑張ろうとなりがちですが、
この作品は何がなんでも今年、絶対に優勝と言う目的があります。
なので、読んでいて、勝敗が気になりますし、
のめりこんでいくのだと思います。
落ちこぼれが強くなっていくのは、やっぱり燃えますね。
「ROOKIES」も、同じように落ちこぼれが強くなっていく内容ですが、
アイシールドの方が、しっかりと少しずつの成長を描いています。
キャラクターもいいですし、ストーリーも王道で、絵も綺麗。
本当に非の打ち所がないのですが、1つだけ残念だったところがあります。
それはワールドカップ編が、あまりにも雑だったことです。
試合自体も、ポンポンと進んでいくのは正直、物足りなかったです。
ある意味、ワールドカップ編はそれまでの
クリスマスボール編よりも盛り上げれたと思うんです。
※終了が決まってたんですかね。。
本当に勿体無いです。
今のワンパンマンが終わったら、是非、大学編を描いて欲しいですね。
ストーリー:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
伏線:☆☆
試合の熱さ:☆☆☆☆☆
派手なスポーツものが好きなのであれば、絶対に読んで欲しい作品です。
では、最後にお勧め度です。
☆☆☆☆☆
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アイシールド21 1【電子書籍】[ 稲垣理一郎 ]
記事内で出てきた作品の感想も書いてます。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。
アラサーおすすめの漫画 はじめの一歩
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。