どうも、ズル猫です。
46作品目の評価&感想は『HUNTER×HUNTER』です。
ハンターと言う特殊な職業をしている父親を探す為に、ハンターになり、世界を冒険する話です。
巻数:35巻 連載中
掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
掲載時期:1998年~
作者:冨樫義博
作者の他代表作品
幽☆遊☆白書
レベルE
この作品はアニメ化を2回もされ、アニメの映画も2作品出ています。
そのうち、実写化されそうで、怖いです。
かなり人気もあり、有名ですね。
休載が多いことでも、有名です。。。
しかし、休んでいてもいざ連載されると看板作品になるというのが、本当にすごいです。
確かに、休載が多くて何度もファンを辞めようと思っていましたが、
連載が再開するたびに楽しみに読んでしまいます。
同じような人は多いんじゃないでしょうか。
読者層は高め
ハンターハンターは幅広い層の人気があると思います。
ですが、ワンピースと比べると、10代の読者よりも30代、40代の読者のほうが多いのではないでしょうか。
ハンターハンターは普通の少年誌と比べると、内容は読者層が高い印象があります。
最初の方のハンター試験辺りはそこまででもなかったですが、
旅団が出てきた辺りから、結構、読者層が上がった気がします。
マフィアの話や、仲間を感情移入させてからあっさり殺したり、など、少年誌では珍しい展開でした。
さらに、蟻編は衝撃的なシーンのオンパレードでした。
正直、トラウマになってもおかくしないほどのシーンもあります。
この時期に、冨樫先生に何があったのかと思うほどです。
そして、休載が極端に多くなったのも、この辺からですね。
念能力
また、バトルパートに関しても、他とは一線を画きます。
やはりバトルに奥行きを持たせたのが「念」という設定だと思います。
これは、本当にうまい設定だと思います。
いわゆる、超能力のような設定なのですが、ものすごく設定が作りこまれています。
念はオーラというエネルギーを使って発動するのですが、
単純にオーラが多いから強いというわけではありません。
念には駆け引きがかならず必要で、ただ突っ込んでいくだけだと確実に負けてしまいます。
さらに念には様々な要素があり、自分で自由に能力を設定できるというメリットがあります。
ただし、そのメリットに見合うだけのデメリットも発生してしまう、というのも面白いですね。
中には絶対勝てないというほどの実力差があっても、念の使い方で十分勝てるというところが
このハンターハンターの魅力ですね。
大抵は、修行をして相手よりも強くなっていくという流れですが、
工夫して勝つという展開は、なかなかないのではないでしょうか。
※ただ、主人公は修行をしないというわけではなく、ちゃんと修行して強くなっていきます。
そういう部分でも、ズル猫の好みに合っています。
ズル猫は修行パートが好きです。(どうでもいいですが。。)
秀逸なストーリー展開
そしてなにより、ストーリーもとてもいいです。
ちゃんと大どんでん返しが用意されていて、それに対しての伏線もちゃんと張られています。
ストーリーラインの組み立ても、本当にうまいです。
蟻編のラストは、秀逸でした。
読んでない方は、是非、読んでみてほしいです。
個人的に言えば、ワンピースでのアーロン編でナミが言った「たすけて」よりも泣けました。
蟻編のラストは賛否両論があるようですが、
ズル猫はこの終わり方以外にはないと思っています。
キャラも魅力
さらにキャラクターまで良いとくるので、本当に隙なしですね。
主要キャラはもちろん、敵キャラも魅力的で、敵なのに死んで欲しくないと思うほど
感情移入してしまいます。
欠点をあげるとするなら……
強引に欠点を上げるとするなら、念での戦いが複雑化してきていることです。
能力も、捻られたものが多くなり、また、その能力をどう使うか、など
一度読んだだけではわからない展開が続いています。
何度か読み返し、さらにネットの解説を読んでようやく理解できるほどです。
※ズル猫の理解力が低いだけかもしれませんが。。。
今はまた、新たな展開が始まり、目が離せないです。
まだ読んでないというのであれば、是非、この機会に読んでいただければと思います。
ストーリー:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
伏線:☆☆☆☆
バトル:☆☆☆☆☆
ではおすすめ度です。
☆☆☆☆☆
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HUNTER×HUNTER カラー版 1【電子書籍】[ 冨樫義博 ]
記事内で出てきた作品の感想も書いてます。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。
【ワンピース】感想とおすすめ度
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。