スプリガン 漫画の感想

どうも、ズル猫です。
今回の評価&感想を書かせてもらう作品は『スプリガン』です。

スプリガンとは?

オーバーテクノロジーの遺跡を悪用されないように、封印する話です。

基礎情報

巻数:11巻 完結
掲載雑誌:週刊少年サンデー
掲載時期:1989年~1996年
作者:皆川亮二
作者の他代表作品
 ARMS(全22巻)
 D-LIVE!!(全15巻)
 PEACE MAKER(全17巻)
 ADAMAS(全11巻)

感想

古代遺跡が題材

この作品は数々の伝説を題材にしています。
アトランティスやノアの箱舟、果ては聖杯まで登場します。
こういう、古代伝説が好きなら、とてもハマると思います。
伝説のほとんどは古代人が残した遺跡で、
そこにはオーバーテクノジーの物質が残っているなんて浪漫がありますね。

主人公は学生

主人公の御神苗優は、アーカムと呼ばれる、遺跡を封印する組織に所属しています。
そして、D-LIVE!!と同じく、昼間は学生をしていますが、
ひとたび任務に着くと、裏の世界では有名な特殊エージェントに変貌します。

D-LIVE!!のときほど落差がなく、身近には感じられませんが、
それでも戦う姿は憧れを抱くほど、格好いいです。

職業もののような構成

主人公自身には、これといった強烈な目的はありません。
任務が与えられたから遂行する、といった流れです。
映画のミッションインポッシブルみたいな感じですね。

D-LIVE!!の悟は、エースドライバーになりたいという夢がありましたが、
スプリガンの優にはありません。
ただ、事件が起きたので解決するという、職業もののような流れがありますので
読んでいてダレてくるということはないです。

スプリガンと言えばこれ

優といえば、賢者の石(オリハルコン)を使った、特殊パワードスーツ
「アーマード・マッスルスーツ」ですね。
筋力を30倍にできるという恐ろしい防護服です。

そんな凄いスーツを着ていても、あっさりと勝てる敵ではありません。
敵も同じくオーバーテクノロジーを駆使した武器を使ってきます。

そんな人間を超えた戦いも、この作品の魅力の一つと言えます。

師匠が化け物級

D-LIVE!!でもそうでしたが、優の師匠とも呼べる存在、朧は
この作品では最強といわれるほどの達人です。
中国武術と気功を使いこなし、どんな敵も余裕で倒してしまいます。
そんな化け物級の師匠ですが、ちゃんと後半に師弟対決があります。
強い師匠を越えていくというのは、バトル漫画の王道ですよね。

人間的成長

バトルや古代遺跡も魅力ですが、それだけではありません。
優には昔、人間兵器だった過去があります。
それが一種のトラウマになっているのですが、
優は戦いの中で、そのトラウマに打ち勝ち、成長すると言う部分もあり、
人間的にも強さ的にも飛躍的に向上するのが、爽快感があります。

気になる点

強いて、気になる点をあげるとするなら、
ヒロインポジションの女の子が、あまり魅力がないことですかね。。
アクは強いんですが、ヒロインと言われると、弱い気がします。
そもそも、あまり女性キャラの登場自体が少ないですからね。
D-LIVE!!の方が、逆に多かったくらいなのですが。。。
ですが、あくまでメインはバトルですから。
恋愛要素は、この作品にはあまり似合わないのかもしれません。。

まとめ

バトル好きで、遺跡や伝説が好きであれば是非、読んでみて欲しいです。
また、数話で完結するので、空いた時間にでも気軽に読めます。

評価

ストーリー:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆
伏線:☆☆
浪漫:☆☆☆☆☆

おすすめ度

おすすめ度です。
☆☆☆☆

関連した作品の記事も書いてます。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。
ARMS 感想
D-LIVE!! 感想

ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

もち猫

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もち猫

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