今回は実写ドラマにもなった極主夫道の感想を書いていきたいと思います。
ストーリーは最凶と呼ばれたヤクザの龍が主夫として生活していくというものになります。
ヤクザという恐ろしい人間が、主夫という日常を過ごしていくが、ヤクザだったということで常識がズレているとギャップがギャグになっているという感じです。
最初に結果を書くと、この作品は好き嫌いがはっきり分かれると思います。
ヤクザが真面目に主夫をするという、ちょっとズレた日常が面白いと感じたのであれば、ハマるかと思います。
なので、まずは1巻を読んでみて、合うようなら2巻以降を読んでいくという感じにした方がいいでしょう。
間違っても、いきなり全巻買い揃えるというのはお勧めできません。
正直に言うと、私は合いませんでした。
(1巻で止まってしまった方です)
気になったところはまず、主人公の龍がかなりヤバいヤクザだったというのは最初に描かれるのですが、なぜ、主夫になったのかや、そんなに簡単に足を洗えるのか、恨みを買っているはずなのに、奥さんはなぜ、無事でいられるのか等々が気になってしまい、あまりのめり込めなかったです。
というか、そもそも奥さんがどういう人物なのかというのがあんまり描かれないので、そもそもこの状況に感情移入できませんでした。
一話で全部出せとはいいません。
ただ、1巻の中である程度は出して欲しかったなと。
……まあ、ギャグマンガなので、そんなところを気にするなという話なのですが。。
ですが、ストーリーラインが気になる人は、やっぱり気になってしまうポイントではないでしょうか。
ギャグの部分としては、やっぱり常識からズレたキャラが一生懸命になっていても、そのズレたところで事件になるという部分は読んでいて面白かったです。
似たような漫画で、思い当たるのはBOYの作者である梅沢勇人先生が描いた、LIVEですかね。
あの作品は悪魔が人間界でハチャメチャをやるという話でしたが、今回はややリアルよりの極道が日常を生活するという感じですね。
キャラクターやセリフの掛け合い、主人公の龍のズレた感覚などは面白いです。
日常とはちょっとズレた主人公の変わった日常系というジャンルが好きな場合はお勧めになります。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。