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【漫画】ぐらんぶる 1巻 感想

今回はアニメ化や実写映画化もしている、ぐらんぶるの感想を書いていきたいと思います。

ぐらんぶるはジャンルはスポーツで、ネタはダイビングです。

最初に結果を書きますと、私的にはこの作品も読者を選ぶかと思います。
面白いと思う人にはとことん刺さりますし、ダメな人は本当に1巻も読むのは厳しいですね。
今回は1巻を読んだ状態での感想になりますので、ご注意ください。

ぐらんぶるは、井上堅二先生原作で、作画は吉岡公威先生の作品になります。
井上堅二先生といえば、ラノベの「バカとテストと召喚獣」の作者ということでも有名ですね。

原作者が井上堅二先生ということで、ここが読者を分ける部分だと思います。

ぐらんぶるは本当に、ラノベをそのまま漫画にしたような作品です。
ただ、2000年代の頃のラノベの雰囲気をそのまま持ってきている感じですね。

2000年代のラノベは、今の「なろう」とは全く違います。
「なろう」は俺強えー、ハーレム、異世界がデフォルトですが、2000年代のラノベは題材ありきで、型というのはあまり決まってなく、多種多様な作品が多かった気がします。
主人公は逆に弱く、相棒やヒロインの方が強い、という作品も結構ありました。
主人公はモテることが多いですが、そこまで女の子が多くなく、多くても2,3キャラくらいです。
そして、男キャラも結構、主要キャラとして登場します。
「バカとテストと召喚獣」も、ハーレムというより、男同士で馬鹿やるような、本当に高校時代の理想的な雰囲気を味わえます。

ぐらんぶるも、この雰囲気を継承しています。
大学のダイビングのサークルのメンバーとバカをやる、というギャグが中心の内容になっています。

このギャグが刺さるかどうか、がこの作品を面白く感じるか、ちょっと無理と思うかの境目になります。
ぐらんぶるは、ダイビングということで(ダイビングだからというわけでもないですが)、とにかく脱ぎ芸が多いです。
ゴツイ先輩やイケメンキャラ、主人公さえも、すぐに脱いでいきます。

かなりインパクトがあり、かなり面白いです。
ラノベのような軽いセリフの掛け合いや、ノリがよくテンポの良いストーリー展開で、ギャグが全力で入れ込まれているので、刺さる人にはずっと笑いっぱなしになるのは間違いありません。

ただ、この辺のギャグが受け入れられないと、結構、辛いです。
というのも、ほとんどギャグだからです。
ダイビングのサークルですが、1巻ではほとんど、ダイビング自体には触れられません。
精々、ちょっとプールに潜る程度です。

ダイビングに興味があるから読もうという理由だったとしたら、ちょっときついかもしれません。
よく、この手の漫画はそのジャンルは、知識を得ることができるということである意味、基本的な教科書的に使えるということもありますが、ぐらんぶるに関しては、あまりそこには期待しない方がいいかもしれません。

あと、ちょっと、脱ぎ芸が多すぎる気がします。
1巻の中でもかなりの頻度で脱ぐので、若干、飽きてきてしまいます。
基本的なギャグも面白いので、ちょっとここは勿体ないと思いました。

また、出てくる女の子は可愛いのですが、基本、男同士のムサイ話になるので、あまり読者サービス的なものも期待しない方がいいかもしれません。
(巻が進むにあたり、その辺は増えていくかもしれませんが)

というわけで、ノリとギャグが刺さるようであれば、かなり面白いと思うので、是非、読んでみてください。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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もち猫

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