今回は実写映画化にもなったファブルの感想を書いていきたいと思います。
まずはヤングマガジンに掲載されているということで、成人向けの漫画になっています。
ファブルは、毎日、仕事が忙しくて笑うことすら面倒になっているほど疲れたあなたに、ピッタリな作品です。
『殺さない殺し屋』というキャッチコピーのファブルは、最強の殺し屋が平凡な日常を過ごすことを目標に生活するというストーリーになっています。
この最強の殺し屋の佐藤は、最強だからこそ、性格や考え方が普通とズレています。
そこがシュールで面白いです。
腹を抱えて笑うのではなく、クスッと笑えるギャグはサラッと読めますし、悪人をスカッと倒していくことで、心の中もなんだか、スッキリしてきます。
殺し屋ではありますが、殺さないというのがあるので、グロい描写は多くありません。
また、主人公の佐藤だけではなく、妹の陽子もいい性格をしていますし、佐藤を慕うクロちゃんも面白いキャラクターになっています。
というより、キャラクターが全員クセがあって、読んでいて飽きてきません。
ドンドン読み進めてしまいますので、読み始める時間には注意しましょう。
ただ、殺し屋ということでアウトローな組織が関わってくるので、そういうのが苦手な場合は厳しいかもしれません。
また、主人公自体は殺しはしないのですが、周りの殺し屋は普通に人をバンバン殺したりします。
そういう点でも、苦手な人はいるかもしれません。
ですが、アウトローな組織が絡む話ではありますが、胸くそ展開はありません。
なので、読後感が悪いということもないので安心してください。
ウシジマくんなどは、面白いのですが、読んだ後は読後感が悪くて、読んだ後に返って心が沈んでしまうなんてことがりますが、ファブルはそんなことはなく、スッキリしたラストになっていますので、疲れた時でも読んで大丈夫です。
実写化されるのも頷ける面白さになってます。
そして、何度も読み返したくなりますよ。
あと、ファブルを読んでいると妙にお酒を飲みたくなるので、読むのは休日が良いかもしれません。
お酒を片手に読んでみてはいかがでしょうか。
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試し読みもできるので、是非。