今回は物凄く中途半場ですが、ダイヤのエースの35巻からの感想を書いていきたいと思います。
なぜ、こんな中途半端な巻数の感想を書くのかというと、「ここから凄く盛り上がる」からです。
なので、30巻くらいで内容的にダレてきて、読むのをやめようと思っているなら、なんとか35巻まで読んでみてください。
35巻から格段に面白くなってきます!
それくらい、一気に盛り上がり方が変わってきます。
ここからネタバレありになりますので、ご注意ください。
どうしてここから盛り上がっていくのか。
それは主人公である沢村の覚醒によるものです。
今までストレートしかなかった沢村ですが、「チェンジアップ」を覚えます。
しかも、試合の数日前にです。
そして、その新たな武器を本番の試合で試すという、なんとも少年漫画らしい展開に、胸が熱くなってきます。
先発でマウンドに立つ沢村が本番というプレッシャーの中、苦しみつつも覚醒していく様は、本当に見ごたえありです。
そのことで沢村にも自信がつき、降谷にも「ライバル」と認められるほどに。
ここから正式な「エース争い」に入っていくといった感じです。
……それにしても、なぜ、これを早くやらない!と思いましたね。
正直にいって、10巻くらいにはやってほしい内容ですね。
10巻でも遅いくらいですが。
ここまでは沢村が控えとしているだけだったので、正直、緊迫感というか主人公自身の活躍が本当に少なくて、「誰が主人公?」と思うほどでした。
自分的には3年の試合をあそこまで引っ張らなくてもいいと思いますし、沢村のイップスもいらないと思いました。
イップスなんて、覚醒後でもよかったんじゃなかなと。
弱いままの沢村がイップスになっても、降谷がいるので、そこまでピンチという感じがなかったですし、そもそも沢村自身があまり活躍してませんでしたし……。
ということで、本当にここからです!
……あとは、やっぱり3年生を気合入れて描いていたせいか、2年、1年のキャラが薄いですね。
バッターで花のあるキャラがいないというのはちょっと、厳しいですね。
ただ、主人公がピッチャーなので、自然とライバルはバッターになっていくので仕方ないとは思いますが。。
ダイヤのエースⅡを楽しみにしつつ、読み進めたいと思います。
35巻からのダイヤのエースはお勧めです。