今回は「時間停止勇者―余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる―」の感想を書いていきたいと思います。
…なろう系かと思ったのですが、違うみたいです。。
初めに率直な感想を書かせてもらうと………酷・過・ぎ・る、です!
※あくまで自分の個人的な感想です
おそらく、この漫画の想定読者は小学生、中学生あたりが対象なのでしょう。
いい年した大人が読むものじゃありませんでした。。。
高校生でも、たぶん読むのは辛いんじゃないでしょうか。
自分は2話くらいからもう、読むのがキツくてキツくて……。
ですが、頑張って1巻を読み切りました。
では、どんなところがキツかったのかを書いていきます。
まず、主人公です。
この主人公は時間を自由に止められるということをいいことに、時間を止めては女の子のパンツやその下さえも見て回るという人間です。
…まあ、そりゃ、男の夢的な部分はありますよ。
時間を止められるなら、男なら誰でもやりたいと思うでしょう。
でも、それを主人公がやるのはどうかなと……。
最初にテンションが上がって1度だけやってしまうというならまだいいですが、もう当たり前のように、とりあえずパンツとその下を見るということをやって回るのは正直、痛いです。
なんですかね。
とりあえず、クズにしか見えませんね。
そして、時間が止められるというチート能力をもっているからか、傲慢です。
強さに自信があって格好いい、というより、自分の力じゃないのに、チートの能力を持ってはしゃいでるって感じです。
これが主人公って時点で、もう、長く見ていられませんでしたね。
もちろん、感情移入なんてできるわけもなく、ただただ、痛い奴が時間を止めて楽しんでるって感じでしょうか。
次に女の子たちです。
初対面でパンツを脱がされた男を好きになるとか、どんな変態ですかね。
まあ、ありきたりなハーレムものにするための、ご都合主義で周りの女の子たちが主人公に惚れていくという、あれです。
1巻の後半で出てくるダークエルフなんか、色々とゲスなことをされているのに、仲間になるとか、正直、正気を疑ってしまいます。
結局は、よくある、主人公をモテモテの接待ハーレムにするために、強引に動かしているといった感じでしょうか。
女の子たちがちゃんと、キャラクターとして活きている感じがしません。
中学生の妄想に出てくる、都合のいい女の子そのものですね。
いや、ホント、読むの辛かったです。
あとは、時間停止というのも、なんていうかチート過ぎますよね。
それをなんのデメリットもなく、自由に、年単位以上で止められるという時点で、バトル物としては破綻しているというか、もう、緊迫感は0ですよね。
この先も、この設定がある限り、単に「主人公凄い」という要素でしか使われないんだろうな、と。
…まあ、さすがにもう2巻は読む気はしませんが。。
……あと、半年じゃ、そんなに筋肉は付かないですよ?
どうせなら、その辺もスキルの能力にするか、数年単位で特訓したとすればよかったのに、と思いました。
作者はたいして調べもせずに書いてるんだろうなーと感じましたね。
ギャグも全然ハマりませんでしたね。
時間を止めて、ゴーレムを彫っておっぱいを作るとか……。。。
まあ、想定読者が小中学生みたいなので、それがいいのかもしれませんが。
とにかく、読んでいて辛いという漫画でした。
あなたが小学生か中学生で、パンチラを見たいなら……読んでみればいいのではないでしょうか。
この漫画を読むなら、転スラの方をお勧めします。