今回はチェンソーマンで一躍有名となった藤本タツキ先生が描く、読み切り漫画であるルックバックの感想を書いていきたいと思います。
ルックバックはジャンプ+で公開され、一晩で閲覧数が120万以上ということで、話題となった作品です。
……それにしても、いつチェンソーマンの続きを書くんですかね?
いきなり話がそれましたが、ルックバックを読んだ、率直な感想を書くと「よくわからない」です。
元々、藤本タツキ先生の描く作品は独特で、好き嫌いがかなり分かれると思います。
現に、自分もチェンソーマンは面白かったですが、ファイアパンチは何が面白いのかがわからないといった感じです。
……いや、ホント、ファイアパンチは「このマンガがすごい大賞」に選ばれてましたけど、どこが評価されて選ばれたのかが未だにわかりません。。
それで、今回のルックバックですが、残念ながらチェンソーマンではなくファイアパンチ側でしたね。
内容としては、漫画が上手い女の子が学校新聞に、漫画を載せて周りから面白いと言われて嬉しくなってドンドン漫画を描くのですが、ある日、不登校の女の子の漫画も一緒に載ることになり……という流れです。
チェンソーマンやファイアパンチみたいに派手さがなく、実写ドラマになりそうな題材です。
その部分が今までにない藤本タツキ先生の引き出しの深さを感じされる作品になっています。
ただ、ただですね。
題材が地味なのですが、展開も地味です。
なんというか、全く盛り上がりがなく、気付いたら終わってたという感じです。
しかも、オチに関しても、「ん?」という感じで、よくわかりませんでした。
そういう点でいうと「岸辺露伴は動かない」に似てるという感じがしました。
なんていうか、漫画というより芸術という意識の方が強いと言いますか、読み込んで通じる読者にさえ伝わればいいという感じでしょうか。
わからない人はわからなくていい、という職人気質を感じます。
なので、逆に言うと刺さる人には、ホントに刺さるんだと思います。
単に自分の読解力がないのか、読み込みが足りないのか……。
残念ながら自分にはルックバックの良さを垣間見ることはできませんでした。
藤本タツキ先生のストーリーは、チェンソーマンの中でもそういう部分があって、チェンソーマンでさえ一部は、どういうこと?となることがありました。
でも、藤本タツキ先生の描くギャグは好きです。
あのシュール感がたまりません。
……早く、チェンソーマンの2部を描いてくれませんかね。
……それにしてもルックバックは読んだはずなのに、語れないのは読み込みが足りないんですかね。。
最後あたりはかなり逸れてしまいましたが、これでルックバックの感想は終わりといたします。