どうも、もち猫です。
36作品目の感想&評価は『亜人』です。
亜人だと分かり、人生が狂ってしまった主人公が人や自分の為に、危険な亜人を止めようとする話です。
巻数:1~17巻 完結
掲載雑誌:good!アフタヌーン
掲載時期:2012年~2021年
作者:桜井画門
この作品は劇場版やテレビアニメ、さらには実写映画化もされて、
結構、メディアミックスされて露出が高いです。
一時期は漫画を読んでいなくても、
亜人の名前を聞くことが多かったのではないでしょうか。
ちなみに『亜人ちゃんは語りたい』という漫画とは
まったく関連性はありませんので、ご注意ください。
※ズル猫はファンブックか何かと思っていました。。。
本当に失礼しました。。
ストーリーラインとしては、ガチガチのバトルものです。
もう少し、人間と亜人の間で悩むストーリーかなとも思ったんですけど、違いました。
まあ、人間と亜人で悩むと東京喰種と被っちゃいますからね。
亜人は見た目はまったく人間と変わりません。
本人ですら、自分が亜人だと気づかないくらいです。
不死身というと、無限の住人の万次がいますが、
亜人はそれとはまた違った不死身です。
万次の方は『死なない』ですが、亜人の方は『死んだら完全な状態で生き返る」という不死身です。
さらに、亜人は不死身だけではなく、自分に憑いている、
ジョジョの奇妙な冒険で出てくるスタンドのような化け物がいます。
単行本の表紙の化け物みたいなのは、それです。
ズル猫は最初、あの化け物が亜人なんだと思ってたんですが、
そうではなかったんですね。
こう見ると亜人は完全に無敵状態で、倒す手段がなさそうですね。
ですが、ちゃんと対策はあります。
その部分はなるほどなぁと思いました。
この辺は是非、実際に読んでみて欲しいです。
また、バトルものではありますが、
バチバチと肉弾戦ばかりではありません。
というより、割と頭脳戦が多いです。
亜人の方が圧倒的に有利なので、人間側が策を練るというのは自然な流れですが、
驚くべきことに敵の亜人の方が戦略が上だったりします。
この亜人に、まずは戦略上での勝利が必須なのですが、
現状ではほぼ無敵状態です。
ほとんどのキャラが裏をかかれて、やられてしまっています。
しかも、この敵の亜人は「純粋に戦いが好き」というキャラです。
バキで言う範馬勇次郎のような感じです。
強さ的にも、立ち位置的にも似ていますね。
この無敵な敵を仲間と協力して、なんとか倒そうというのがこの作品のストーリーになります。
ただ、この敵、本当に突飛な行動をします。
本当の意味で、何をするかわかりません。
なので目が離せません。
また、戦いばかりというわけでもありません。
戦いの中にもヒューマンドラマが入っていて、
そういう点でも奥行きがある作品ですね。
一つ難点があるとするなら、
主人公のキャラの性格がつかみ辛いです。
行動理念が理解できないところが出てきます。
ですが、それを覆ってあまりある面白さが、この作品にはあると思います。
是非、読んでみてください。
ストーリー:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
伏線:☆☆☆
バトルの展開:☆☆☆☆☆
では最後におすすめ度です。
☆☆☆☆
記事内で出てきた作品の感想も書いてます。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。
アラサーおすすめの漫画 東京喰種
ではでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。