どうも、ズル猫です。
39作品目の評価&感想は『燃える!お兄さん』です。
山で、格闘技の達人に育てられた主人公が、都会との生活のギャップから事件を起こす話です。
巻数:19巻 完結
掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
掲載時期:1987年~1991年
作者:佐藤正
あちゃー、おちゃー、玄米茶。
思わず懐かしいと思ったのではないでしょうか。
アニメ化もされ、当時は人気のギャグ漫画でした。
破壊行為なども、ぶっ飛んでいて、かなり責めたギャグを連発していました。
恐らく、今だと発売禁止になるんじゃないですかね……。
ですが、アクセル全開の力強さは今だに鮮明に思い出せるほどです。
まあ、あまりにもぶっ飛びすぎて、さすがに問題になったことがありましたが。
基本的には1話完結の日常ものですが
要所要所でバトルものに突入したりします。
また、戦う相手も宇宙人といった、ぶっ飛んだ敵も出てきます。
急にファンタジーの世界になったりもします。
※この話はいきなり収束してしまいました。
もっと読みたかったです。
最初はリアルタッチな主人公もどんどんとデフォルメされていきますが、
それでも強いというのがギャップがあって面白かったです。
印象的なのはクイズじじいという、クイズを出すキャラがいたのですが、
そのクイズも斜め上で、当時は噴出して笑ってました。
あとはいつも、「マネー」という本を読んでいる親父も、個性的でしたね。
主人公のケンイチは強いが馬鹿なので、結構、利用されたりします。
考え方が単純で純粋なので、普通の子供ができないことも平気でやってしまいます。
一度はやってみたいけど、絶対に怒られるだろうな、というのもやったりするので、
そういう部分でも感情移入できたります。
例えば、真夏に冷凍庫に頭を突っ込んで涼むとか。
そんなことをしたら電気代がやばいですから、やりたいと思ってもできませんよね。
山育ちのケンイチにとっては都会の食事すら、バトルになってしまいます。
親父の秘技「牛肉隠し」なんかも、発動します。
※しかしあのルールだと、親父は全て肉を箸で掴んでいるので、一人勝ちですよね。。
またケンイチだけではなく、登場キャラクターはみんな個性的です。
ロッキーくんの「~じゃなーい」は、一時期、周りで流行っていました。
あとはダッっくんやキューちゃんのような、動物のマスコットキャラもいたりします。
※ダッくんは外道です。可愛いという感じではないです。
ギャグものが好きな方は、是非、読んでみてはいかがでしょうか。
ジャンプで読んでても、久しぶり読み返してみてはどうでしょう?
読み始めたら、意外とサクサクと読み進めてしまうと思います。
巻数も19巻なので、休みの日に読むにはちょうどいいですね。
ストーリー:☆☆
キャラクター:☆☆☆☆
伏線:☆
ぶっ飛び度:☆☆☆☆☆
それでは、最後にお勧め度です。
☆☆☆☆
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燃える!お兄さん 1【電子書籍】[ 佐藤正 ]
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。