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実写映画化【不能犯】感想

投稿日:

どうも、ズル猫です。
46作品目の評価&感想は『不能犯』です。

どういう話?

相手を、思い込みで人を殺せるという殺し屋に殺しを依頼して、後悔する話です。

読むタイミング

電車の中で。
1話完結型なので、空いた隙間時間に読むのに最適です。

基本情報

巻数:7巻 連載中
掲載雑誌:グランドジャンプ
掲載時期:2013年~
原作:宮月新
作画:神崎裕也

感想

この作品は実写映画化しました。
映画化で一気に、知名度が上がったのではないでしょうか。
ズル猫も、映画の宣伝を見て漫画を読んでみたというわけです。

思い込ませて殺す
目隠しした状態で、手首にかすり傷を負わせてそこに水を落としていくと、
目隠しされた人間は血が流れていると錯覚し、脳が出血しと思い込み、死に至る。
これは結構、有名な実験かと思います。
一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
※子供に冷えた火鉢を「熱い!」と言って当てると、思い込みで火傷してしまった
 というのをバキでもやっていましたね。

この作品は思い込みで人を殺す殺し屋が、依頼者の要望を叶えていきます。
もちろん、思い込みで殺すので、殺し屋は科学的に立証できず、捕まらないという話です。
思い込みで殺す殺し屋というのはなかなか、面白い素材ですね。

展開はオムニバス
殺し屋の宇相吹正が主人公ではなく、毎回主人公が変わるオムニバス形式になってます。
イメージ的には「笑ゥせぇるすまん」に近いです。
笑うセールスマンも悩みがある主人公の前に喪黒福造が現れ、便利なものを売ります。
主人公はその便利さという欲に負けて、人生を転落していく。
まさに、この不能犯も同じような展開ですね。
依頼された相手は、実は……という大どんでん返しが用意され、
依頼した主人公はそれを知って後悔するという流れです。
読み終わると、少し気分が沈みます。
精神的に疲れているときに読むのは、おすすめできません。。。

毎回、どういう思い込みを使うのかと、どういう大どんでん返しがあるのかを
楽しむという読み方になります。
きっと原作者はここのネタを考えるのは、本当に大変だと思います。
ドンドンきつくなってきますよね。
ズル猫なら3話でギブアップです。

飽きる可能性あり
ただ、逆を言うと展開が同じなので、飽きてしまうという恐れがあります。
これは人にも寄ると思います。
笑ゥせぇるすまんやドラえもん、ちびまる子ちゃんが好きな方は
飽きることなく読めると思いますよ。
しかし、ズル猫は飽きてしまって、途中でストップしている状態です。
※中途半端で感想を書くなって話ですよね。。
 ただ、ズル猫と同じような人には注意として残しておくくらいの感じで書いてみました。

立証不可能な殺し屋を、どう捕まえるか、というような
「DEATH NOTE」みたいな展開の方が、ズル猫的には好みでした。
(お前の好みなんかどうでもいいという声が聞こえてきそうですが。。)

評価

ストーリー:☆☆☆
キャラクター:☆☆
伏線:☆☆
アイディア:☆☆☆☆

まとめ
思い込みというのはどのくらい人間に影響があるのか、
そんな興味を満たしてくれ
る作品です。
話の構成はとてもうまいですので、好きになる方は嵌るはずです。
ただ、上でも書きましたが、気が滅入っているときに読むのは気をつけてください。

おすすめ
おすすめ度です。

不能犯 1【電子書籍】[ 宮月新 ]

ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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