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【ドラマ】ゼロ 一攫千金の1話の感想ネタバレあり

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今回は実写ドラマ「ゼロ 一攫千金」の感想を書いていきます。
ネタバレありですので、ご注意ください。

キャスト

宇海 零:加藤シゲアキ(NEWS)
氷川ユウキ:小関裕太
末崎セイギ:間宮祥太郎
真鍋チカラ:加藤諒
早乙女スナオ:杉野遥亮

末崎さくら:ケンドーコバヤシ
在全無量:梅沢富美男
後藤峰子:小池栄子

原作は福本先生

「ゼロ 一攫千金」の原作は、あのカイジやアカギを描いている福本伸行先生です。
マガジンで連載されていた「賭博覇王伝 零」が元となっています。

やはり福本先生らしく、今回もギャンブル要素が入った内容になっています。
ギャンブルというより、相手が出したルールでどう勝つかという勝負ですね。

カイジでは限定じゃんけんやパチンコ沼、地下チンチロなど、
攻略法がとても面白いものが多い印象です。

賞金額一千億円

カイジでも、はやり賞金のお金がキーとなっていきます。
勝負で得られるものはお金というところも福本先生の作品らしいですね。

カイジは一億円を得る為に指5本を失うことになりましたが、
今回はなんと『一千億円』という賞金です。
電車で広告のポスターが張ってありましたが、
一千億というのが目玉でした。

派手ですよね。
一千億円。

ですが、これ…
逆効果です!

一千億って、全然現実味がないんですよね。
このうたい文句を見て、「すげー」という感想ではなく
「あー、ドラマだね」という感想を抱きました。

完全に「作りもの」感がバリバリです。
あり得ないんですよね、その金額が賞金って。
スケールが大きすぎて、逆にチープな感じがします。

確かに、ドラマは作られたお話です。
ですが、それを「もしかしたら、あるかもしれない」と思わせるのがドラマです。

なのでこれ、一千億円って出した時点で「あり得ない」って感想になってしまいます。

今は宝くじでも10億円などが出てきたので、
インパクトを出したかったのかもしれませんが、派手過ぎて逆にくすんでしまいました。

カイジでは同じ命を張ったギャンブルでも一千万にたどり着けるかどうかです。
ちゃんと利根川先生も言ってたじゃないですか。

と。

一千億円に見合う命を持った人間って…。
確かに、今回は『王』になるべく人間を探すってお話ですがね。

ただ、集められた人間が酷いです。
本当にこの中に「王」になれそうな人を集めたんですかね?
どう見ても、そんな風には見えません。
カイジで出てきそうなダメ人間ばかりでした。

カイジは借金を抱えた人ですが、
今回は完全にランダムで選んだイメージです。
さすがに、どこかの経営者を集めた方がいいんじゃないですかね?
意味不明です。

1話はサイコロの目当て

ここからは完全にネタバレになります。

1話では、まずは賞金を得られるゲームの参加権を賭けた話になります。
それは『サイコロの目』を当てるというものです。

小池栄子演じる後藤峰子が振ったサイコロの目を当てるというものです。

峰子が器の中にサイコロを振って、すぐに蓋をする。
もちろん、峰子自身にも、サイコロの目はわからない。
それを、当てるというものです。

さらに1~6と書かれた檻が用意され、
予想した数字の檻に入ります。
外れた場合、上から丸い鉄球が落ちてくるという内容です。

一瞬、ただの勘の勝負に見えて、実は違ったというのがこの話のオチです。

オチだけを見ると、確かに福本先生らしい捻りのある面白いものでした。

ですが、これ出し方が微妙です。

追加されるルール

最初は数を当てた人間が、一千億円を賭けたゲームの参加権を得られるというものでした。

ですが、落される鉄球を前に、ほとんどの人間がビビります。
※この時点で連れてきた人選間違ってるだろ、って思うんですがね。。。

それを見かねて、峰子は「数字を当てなくても、生き残ったらOKにする」と言い出します。
つまり、ルールを追加したんですね。
このルール追加を見て、零は正解へと辿り着くのですが…。

どうなんでしょうか、これ。

つまり、粘ってたらヒントをくれるってことですよね。
さらに、一回目でこういうことをすると、
またルール追加されるじゃないかと、見てる方は思うわけです。

謎を解くにしても、ヒントを待つようになるわけです。
言い換えると、ルールを追加すると言うことは、
最初でルールを「出し切ってない」ということになります。

なんか後出しじゃんけんっぽいですよね。

これをなんで、途中で追加にしたのかが不思議です。
普通に最初から「数字を当てなくても、生き残ればOKにする」というルールでやればよかったのにと思います。

盛り上げるつもりだったんでしょうか?
逆に盛り下がりますよね。

なんとか、零は「丸い」鉄球の届かない場所にいれば、
鉄球に当たらず「生き残れる」と見抜いて切り抜けます。

つまり、数字を当てるのが目的ではないという逆転の発想になります。

このへんは面白いと思った反面、ルールを追加という形にしたのが勿体なかったと感じました。

漫画の「賭博覇王伝 零」とはまた違った展開のようなので2話も引き続き見ようかと思っています。

最後に軽い宣伝を。
「ゼロ 一攫千金」はhuluでも視聴できます。
いつでも見たい時に見れるので、見逃しはありません。
他にもアニメなどもたくさん入ってます。
ズル猫もhuluで見てます。


ではでは、今回はこのへんで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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