今回はアニメ化もされ、人気だったハイキュー!!の感想を書いていきたいと思います。
若干のネタバレ有りなので、ご注意ください。
最初に感想を書いておきますと、この作品はお勧めです。
では、面白かった点も含めて、感想を書いていきたいと思います。
ただ、3巻くらいまでの感想になります。
この作品は既に完結していますので、是非、最後まで読んでいきたいと思ってます。
もしくはアニメで追うのもありかなと。
この作品はスポーツもので、バレーが題材となります。
サッカーや野球などはよくジャンプでも見ますが、バレーは結構珍しいのではないでしょうか。
主人公は最初から強くて有名というわけではなく、身体能力が高いけど技術は全然ないタイプのキャラになります。
いわゆる、成り上がり系の主人公ですね。
スラムダンクの花道やアイシールド21のセナがこのタイプですね。
逆に最初から主人公が強いのはテニスの王子様の越前や黒子のバスケの黒子なんかがそのタイプですね。
このタイプは最初から全国大会を目指して進んでいくという流れが多いです。
なので、1年生のときに全国優勝までいくものも多いのではないでしょうか。
そのため、結構、試合がメインで進んでいきます。
ですが、主人公の技術がないタイプで成長していく場合は、練習や特訓なども入っていきます。
流れ的には次の試合までに特定の練習をして、試合でその結果を発揮するというタイプですね。
ハイキューもこのタイプにあたると思います。
そして、この手の漫画のもう一つのテンプレと言っていいのが、仲間集めです。
というより、このタイプの場合、最初にレギュラーというか主要メンバーが揃っていないことが多いです。
何試合かやってから、仲間が入って来る、もしくは戻って来る、というのが鉄板じゃないでしょうか。
スラムダンクでは三井や宮城がそうでしたね。
この辺りはまずは主人公とライバル、もしくはパートナーとなるキャラを見せてから、試合で足りない部分を出して置き、その補強としてキャラを投入していくパターンですね。
というより、いきなりキャラを大勢登場させると、読者が覚えづらいというのもあるので、ある程度したら、新キャラを投入という意図で、仲間を加入もしくは投入するといった流れになります。
もちろん、ハイキューもこのタイプで、数試合やってから、レギュラー2人が戻ってくるという展開です。
では、ハイキューの面白いところを書いていきます。
まず主人公が、王道の主人公という感じです。
真っすぐで、ひたむきで、技術の無さは努力でカバーするというキャラクターです。
見ていて、応援したくなりますね。
その主人公と対比となる相棒のキャラは、全くの正反対で最初から技術力が高く、性格的にはきついといった感じです。
この二人の距離感が結構、絶妙かなと思います。
そこまで仲がいいわけではないですが、お互い、信頼しているといった感じですね。
この微妙な距離感というのは、今までにあまりなかったのではないでしょうか。
スラムダンクの花道と流川は本当に仲が悪く、お互いパスを出さないというくらい徹底してました。
アイシールドのセナとモン太は親友同士でした。
仲がそこまで良くない状態でも、セッターとアタッカーというポジションの関係により、お互い信頼してプレイするという設定はなかなか上手いなぁと思います。
また、スポーツでチーム戦ということで、それぞれのキャラを活躍させやすいですし、スポーツものの醍醐味であるシーソーゲームも作りやすいので、スポーツものはキャラ設定が上手くいけば、大体は成功するのかなと思います。
あと、人数が6人というのも結構、絶妙な人数かなと思います。
野球やアメフトだと人数が多いので、それぞれのキャラを活躍させるのは難しいんですよね。
野球の場合はほぼ、ピッチャーとバッターの勝負のような感じになってしまいます。
まとめますと、3巻まで読んだ感想としてはこれからも、面白くなりそうという感じになります。
もし、スポーツものが好きで、まだハイキューを読んでいない場合は是非お勧めなので読んでみてください。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。